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初心者向け!ミニマムで始めるハンドドリップコーヒー入門セット

公開日:4/30/2025

ドリップコーヒー器具比較・おすすめ
初心者向け!ミニマムで始めるハンドドリップコーヒー入門セット

1. はじめに:ハンドドリップの魅力とは?

「おうちで、ちょっといいコーヒーを淹れてみたい」
そんな気持ちから始めるハンドドリップ。道具さえ揃えば、実は意外とカンタンに始められるんです。

お湯を注ぐスピードや量で味が変わる、ちょっとした“科学実験”のような楽しさもハンドドリップの魅力。
しかも、自分で淹れたコーヒーは、なんだか格別においしく感じるものです。

なかでも「HARIO V60ドリッパー」は、初心者からプロまで幅広く愛されているアイテム。
注ぎ方しだいで味わいが変わるので、コーヒーの奥深さを楽しむにはぴったりの一台です。

この記事では、これからハンドドリップを始めたい人に向けて、最小限のコーヒー器具と選び方のポイントを紹介していきます。
まずは“ちょうどいいスタートライン”から、一歩を踏み出してみましょう。

2. 初心者が揃えるべき基本のコーヒー器具5選

ハンドドリップを始めるとき、最初にそろえておきたい道具は5つだけ。
どれもシンプルで扱いやすく、無理なく始められるものばかりです。

2-1. ドリッパー:HARIO V60 透過ドリッパー 01

コーヒー粉を入れて、お湯を注ぐ――ドリップの主役となるのがこの「ドリッパー」。
HARIOの「V60」は、世界中で使われている大定番です。

円すい形のデザインと大きな一つ穴により、お湯の流れがスムーズで、注ぎ方しだいで味にしっかりと変化が出せます。
最初は「01サイズ(1〜2杯用)」が扱いやすくておすすめです。

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2-2. サーバー:HARIO V60コーヒーサーバー

ドリップしたコーヒーを受け止めるためのガラス製サーバーです。
HARIO製ならドリッパーとの相性もバッチリ。目盛りがついていて、抽出量の管理もしやすいです。

電子レンジにも対応しているので、冷めたコーヒーを温め直すこともできます。

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2-3. ミル:HARIO セラミック スリムミル(手挽き)

コーヒー豆を挽く「ミル」も欠かせません。
挽きたての香りは別格で、飲む前から幸せな気持ちになります。

HARIOの手挽きミルは、刃がセラミック製で豆に熱を加えにくく、コーヒーの風味をしっかりキープ。
透明ボディで豆の量も確認しやすく、初心者にも扱いやすい1本です。

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2-4. フィルター:三洋産業 アバカ 円すい型フィルター

V60には専用の「円すい型フィルター」が必要です。
その中でもおすすめなのが、アバカ素材(バナナの繊維)を使ったフィルター。

通水性がよくて、ペーパーフィルター特有の紙臭さが出にくいのが魅力です。
毎日のことなので、品質のよいものを選んでおくと安心ですよ。

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2-5. ケトル(オプション):電気ケトル 0.8L

お湯を沸かすなら、電気ケトルが一台あるととても便利。
特に細口ノズルのタイプを選ぶと、湯量のコントロールがしやすくなって、ドリップがグッと安定します。

最初は「とりあえず家にあるやかん」でもOKですが、続けたくなったらぜひ取り入れてみてください。

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2-6. スケール:味のブレを減らす“心強い味方”

ハンドドリップを安定させたいなら、「スケール(はかり)」の導入もおすすめです。
豆の量や注ぐお湯の重さを毎回正確に測ることで、味のバラつきを防げます。

HARIOのV60ドリップスケールは、0.1g単位で計測できる精度の高さに加えて、タイマー機能もついているので、抽出時間も同時にチェック可能。
簡単に、安定して美味しく淹れるためにおすすめのアイテムです。

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3. 各器具の特徴と選び方のポイント

ひとくちに「コーヒー器具」といっても、種類も価格もさまざま。
ここでは、初心者が迷わず選べるように、それぞれの道具についてポイントをまとめてみました。

ドリッパー:味をコントロールできる「V60」の強み

ドリッパーは、味を左右する大事なパートナー。
その中でもHARIOの「V60」は、抽出スピードや湯量を自分で調整できるのが最大の魅力です。

普通の台形ドリッパーよりも自由度が高く、練習すればどんどん上達を実感できます。
また、プラスチック製なら軽くて割れにくく、価格も手頃。まずの1台にぴったりです。

✔︎ 選び方のポイント
・1〜2杯用(01サイズ)から始めるのが◎
・素材は「プラスチック」から始めるのがおすすめ

サーバー:ガラス製が量がわかりやすくておすすめ

サーバーは「見た目のカッコよさ」も大事ですが、それ以上に注目したいのは機能性。
ハンドルの持ちやすさ、ドリップしたあとの撹拌のしやすさなどに注目して、予算に合うものを選びましょう。

HARIOのコーヒーサーバーは、V60ドリッパーとのセット使いが前提で作られているので、見た目もバッチリ決まります。

✔︎ 選び方のポイント
・ドリッパーに合うサイズ(300〜600ml程度)を選ぶ
・耐熱ガラス+目盛り付きが使いやすい

ミル:豆を挽く「楽しさ」が、コーヒーをもっと好きにしてくれる

ミルを使って豆を挽く瞬間は、ハンドドリップの醍醐味のひとつ。
音、香り、手応え……その全部が「コーヒーを淹れる時間」を特別にしてくれます。

HARIOの手挽きミルは、構造がシンプルでお手入れも簡単。刃がセラミックなので、丸洗いができるし、価格も抑えられます。

✔︎ 選び方のポイント
・粒度が調整できるモデルがベター
・ガラス or プラスチック素材は中身が見えて便利
・予算が許すなら上位モデルも検討◎

フィルター:実はコーヒーの“味”にも影響する

紙のフィルターなんて、どれも同じでしょ?……と思いきや、意外と味に違いが出るのがこのアイテム。

アバカ素材のフィルターは、通水性が良く、抽出時のムラを減らしてくれます。
酸素漂白タイプなので紙臭さも少なく、コーヒー本来の香りをしっかり楽しめるので、最初から質のいいものを選ぶのがおすすめです。

✔︎ 選び方のポイント
・ドリッパーに合った形状(円すい型)を選ぶ
・安価すぎるものは紙臭が強い場合もあるので注意

ケトル(オプション):注ぎやすさが“味の安定感”を生む

お湯の注ぎ方は、ハンドドリップの味に大きな影響を与えるポイント。
細く、一定のスピードで注ぐには「細口ケトル」がとても便利です。

電気ケトルタイプなら、温度調整機能がついたモデルもあり、こだわるほどに楽しみが広がります。

✔︎ 選び方のポイント
・細口ノズルがあるもの
・容量は1L以下でもOK(1〜2杯分なら十分)

スケール:味の安定感をつくる“縁の下の力持ち”

毎回なんとなくの目分量で淹れていると、どうしても味にブレが出てしまいます。
そこで活躍するのが「スケール」。豆の量・お湯の量・抽出時間を数値で管理できるようになると、ぐっと安定感が出ます。

HARIOのドリップスケールは、使い方もシンプル。見た目もスマートで、コーヒータイムの満足感がさらに高まります。

✔︎ 選び方のポイント
・0.1g単位で計れるモデルを選ぶと安心
・タイマー付きなら、抽出管理も楽にできる
・まずは家にあるキッチンスケールとスマホのタイマーでも○

4. まずはこのレシピから:シンプルなハンドドリップの淹れ方

器具がそろったら、あとはやってみるだけ。
ここでは、初心者でも美味しく淹れやすい基本のレシピをご紹介します。

分量の目安(1〜2杯分)

手順

  1. お湯を沸かす
     温度は93〜99℃が目安。深煎りの場合はそれよりも少し冷ましてから90℃くらいで使います。
  2. 豆を挽く
     飲む直前に挽くと、香りがぐんと良くなります。
  3. ペーパーと器具をセットし、湯通し(リンス)する
     紙の匂いを落とし、器具をあたためるためにお湯を一度注ぎ、捨てておきましょう。
  4. 蒸らし(30〜45秒)
     15gの豆に対して、最初に30〜40gのお湯を注ぎ、軽く撹拌(かくはん)。
     そこからガス抜き(蒸らし)のために30〜45秒ほど待ちます。
  5. 3〜5回に分けて注ぐ
     全体で240gになるように、数回に分けて中心から外側まで全体的に撹拌しながら注ぎます。
  6. 最後までしっかり落とし切る
     抽出が終わったら、ドリッパーを外して完成。香り高い一杯をどうぞ!

5. まとめ:コーヒーは「道具より、まず一杯」

ハンドドリップは、手間がかかるようでいて、やってみると意外とシンプル。
道具さえそろえば、毎朝のルーティンとして自然に取り入れられるようになります。

まずは気軽に始めて、だんだん自分の好みに合った淹れ方を見つけていきましょう。
その時間が、きっとあなたにとって“ほっとできる時間”になるはずです。

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